こんにちは、せっきーです
SVシーズン11お疲れさまでした。
自己ベスト更新とはなりませんでしたが、SV2回目の最終2桁を達成することができたので記事にしてまとめたいと思います。
最後まで読んでいただけると嬉しいです!!
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目次
・ルカリオ
・カイリュー
・ハバタクカミ
・パオジアン
・炎オーガポン
・アカツキガチグマ
コンセプト
・強いポケモンを強く使う
・対面的に殴る
・環境トップの並びに対して選出段階で迷わないようにする
構築経緯
S8の敗因としてパワーの低いポケモンを軸としていたことから、S11は強いポケモンを強く生かすことを最重要視して構築を組むようにしていた。
アカツキガチグマの登場によりサイクルを回すことは困難だと考え、対面的な構築を握ることに。その中で、環境トップの並びとして多かった(以下BIG6とする)の並びに対して神速アイへけたぐり流星群の弱保カイリューであればテラス込みで上記6匹すべてに勝つことができると思い、構築の組みはじめとした。
弱保カイリューを試運転した際、対BIG6に対して弱保カイリューで対面突破した後、弱保が発動しなかったときに裏からくる竜舞カイリューに起点にされる動きがきつかった。そこで、竜舞カイリューを流すことができ、対BIG6に対して行動保証があるかつ起点回避性能の高い甘える挑発ブエナハバカミを2枠目に採用。
ブエナハバカミと攻めの補完が良いかつ、対BIG6に対して腐ることなく安定したスイープを行えるポケモンを探した。そこで、サイコファング襷パオジアンであれば、苦手な水ラオスにも打点を持て、条件を満たせると思ったため、3枠目に採用。
以上を基本選出とし、残りの補完3匹を考えることにした。
パオカミの並びだとサーフゴーやハッサムなどの鋼タイプ系統がきつかったので、そこに強い対面駒の採用を検討した。炎オーガポンであれば、ハバカミとの攻めの補完がとれているかつ、パオジアンが投げれないラッシャ入りへの崩し枠として優秀。また、やどりぎや胞子の一貫を切ることができる点も評価し、4枠目に採用。
襷をパオジアンにとられていることから、今期は襷以外の型を使うことに。ここまでで、ママンボウ+鉢巻パオ or メガネハバカミの並びやランド水ポンアマガ、ミトムハッサムなど天然以外の受けサイクルがきつかった。それらを炎オーガポンや甘えるハバカミと合わせてすべて破壊することができる珠剣舞ルカリオを5枠目に採用。
20日時点でこの5匹までは決まっていたため、裏で試運転しながらラスト10日間で最後の補完枠を試行錯誤し続けた。
最後に今期そこそこ数のいた受けループに対して強いかつ地面タイプのポケモンを探した。当初は隠密マントガチグマを使っていたが、受けル以外に投げられず、腐ることが多かった。最終日前日に知り合いのるーさんと最終日用の構築を練っていたところ、ゴツメボディプレガチグマを提案してもらい、最後の補完としてハマったため採用。以上で構築が完成した。
ポケモン紹介
ルカリオ@いのちのたま
特性:精神力
テラスタイプ:ノーマル
努力値:H12,A252,B60,D4,S180
実数値:147,178,98,X,91,133(左からHP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さ)
性格:意地っ張り(A↑C↓)
調整意図:
・神速のリーチを伸ばすために特化
・準速カイリュー抜き
・あまり物理耐久意識
いつもの相棒枠。今期は珠での採用となったため、選出する構築は限られたが、役割対象となる構築には高い勝率を維持することができた。クッション+高火力のサイクルに対して、炎オーガポンで鉢巻パオジアンの砕く、眼鏡ハバカミのシャドボやジェムを誘い、死に出しルカリオで剣舞し全抜きするルートが非常に再現性が高く、イージーウィンすることができた。また、ランド水ポンアマガなどカイリューガチグマが投げれない構築だけでなく、サフゴがいないランドラオスハバカミのサイクル相手にも刺さっていると感じたら投げるようにしていた。いつも補完としての性能を完璧に果たしてくれる最高の相棒。
カイリュー@じゃくてんほけん
特性:マルチスケイル
テラスタイプ:鋼
努力値:H196,A220,B76,C4,D12
実数値:191,200,125,121,122,90
性格:勇敢(A↑S↓)
技構成:神速、アイアンヘッド、けたぐり、流星群
調整意図:
・意地パオジアンのつらら+聖剣をテラス時確定耐え
・意地鉢巻水ラオスのアイススピナー確定耐え
・陽気炎オーガポンの棍棒+じゃれつく確定耐え
・陽気ガブリアスのスケショ4発確定耐え
・控えめアカツキガチグマのブラッドムーン+ハイパーボイス+しんくうはを97.17%耐え
構築の組みはじめとなった化け物。テラスを切らずとも対面性能が非常に高く、ウーラオスやハバタクカミにもマルチスケイルがあれば、テラスを切らずに立ち回れる点がとても偉かった。けたぐりはアカツキガチグマだけでなく、ノーマルや鋼テラスのカイリューに対してリーチが伸びるのがとてもよく、非常に重宝した。流星群はウーラオスとヘイラッシャ意識。
弱保はバレてしまうと一気に動かしづらくなるため、最終日まで極力隠しながら別の構築を使い続けていた。そのおかげもあってか結果的に弱保を読まれる場面は少なく、炎オーガポンの岩封や水ラオスの氷技を食らってたくさん返り討ちにした。
ハバタクカミ@ブーストエナジー
特性:古代活性
テラスタイプ:フェアリー
努力値:H164,B236,C76,D4,S28
実数値:151,X,105,165,156,174
性格:臆病(S↑A↓)
技構成:ムーンフォース、シャドーボール、甘える、挑発
調整意図:
・陽気A-2パオのつらら×2+礫を94.78%耐え
・H4振りイーユイをムンフォ×2で95.3%
・意地水ラオスの水流連打確定耐え
・控えめハバカミのシャドボ確定耐え
・控えめアカツキガチグマのタイプ強化ブラッドムーン確定耐え
・控えめイーユイのオバヒ93.8%耐え
・ブーエナ発動時S+2準速イダイトウ抜き
汎用性の鬼。後発の積み展開に対するストップ性能が非常に高いかつ対面性能もあるのでとても扱いやすかった。特に挑発が偉く、相手の積み展開を阻止し、裏のパオジアンやオーガポンで処理する動きや、展開やギミック構築の初動を妨害できたりして搦め手のある構築相手への勝率は高かった。個人的に不安定要素のある電磁波より挑発の方が圧倒的に強いと思う派。テラスタイプはパオジアンや悪ウーラオスの悪技に耐性がつき、ムンフォの威力を上げられるフェアリーにした。SラインはHB電磁波ハバカミを意識。電磁波ハバカミの上から挑発を打つことでスムーズに処理することができた。
パオジアン@きあいのタスキ
特性:災いの剣
テラスタイプ:ゴースト
努力値:A252,B4,S252
実数値:155,189,101,X,85,187
性格:意地っ張り(A↑C↓)
技構成:つらら落とし、ふいうち、聖なる剣、サイコファング
調整意図:
・ASぶっぱ
・水ラオスの水流連打意識で端数B
最凶の犬。今までルカリオが襷を持っていた影響で襷パオを使ったことがなかったが、こんなにも強いとは思っていなかった。特にサイコファングは壁展開やハバカミカイリューがきつい毒テラスポケモンを自然と対策できる点が良く、構築にあっていた。テラスタイプは格闘打点やカイリューの神速を透かせるゴースト一択。性格はリーチを最大限に伸ばすため意地にした。ルカリオと同居してるからか、パオジアンの襷を切ってくるプレイヤーもおり、そういった相手には簡単に試合を拾うことができた。
炎オーガポン@かまどのめん
特性:かたやぶり
テラスタイプ:炎
努力値:H188A76,B180,D12,S52
実数値:179,165,127,X,118,137
性格:意地っ張り(A↑C↓)
技構成:ツタ棍棒、ウッドホーン、岩石封じ、剣舞
調整意図:
・意地パングロ水ラオスの水テラ水流連打を96.68%耐え
・陽気パオのつらら+ふいうちを80.86%耐え
・控えめ特攻実数値198メガネハバカミのジェムを93.8%耐え
・臆病ツツミのフリドラ+ドロポンを96.49%耐え
・準速サーフゴー抜き
・S-1最速テツノツツミ抜き
タイプが優秀すぎる補完枠。パオカミとの相性が良く、3匹目の非テラスの対面駒としてとても扱いやすかった。ハッサムやヘイラッシャ入りだけでなく、基本選出で通すことの難しいディンルー入りの構築にも選出し、剣舞でディンルー展開に圧をかけていた。岩石封じはカイリューやイーユイ、炎オーガポンミラーを意識して採用した。また、ブエナハバカミに対して岩封を打って裏のポケモンが上からハバカミを倒す動きで相手のブエナハバカミ展開を拒否することができた点もよかった。
アカツキガチグマ@ゴツゴツメット
特性:心眼
テラスタイプ:毒
努力値:H116,B236,C4,D116,S36
実数値:203,X,187,156,100,77
性格:図太い(B↑A↓)
技構成:ブラッドムーン、だいちのちから、ボディプレス、しんくうは
調整意図:
・意地パングロ水ラオスの水流連打確定耐え
・陽気パオのつらら+礫94.15%耐え
・C4振りハバカミのムンフォ確定2耐え
・ブラッドムーン+しんくうはで無振りラオス確定
・ボディプレの火力意識でできるだけ防御に
↓こちらの記事を参考にしました!
ガチすぎるクマ。ボディプレを採用することで受けループの特殊受けとして採用されるラッキーとハピナスを崩すことができる。また、ゴツメを持たせることで対物理ポケモンへの対面性能がぐっとあがり、パオラオスetcといったスタンダードな構築相手にも選出できるようになる点が優秀。カイリューの神速でゴツメを触れさせてマルスケをはがす動きは何度か決まり、ゲームを楽にすることができた。テラスはハバカミのムンフォや構築単位で重い毒びしを意識して毒。基本的に選出機会はそれほど多くないが、サイクルでのびし展開や受け、弱保カイリューがバレた後の再戦などで選出することがあり活躍してくれた。
選出
・基本選出
()
対BIG6系統やスタンダードな対面構築に対しての選出であり、この選出パターンが一番多い。パオカミカイリューのいずれかが通りが悪いと感じたら炎オーガポンを代わりに出す。スタンパ+キョジの並びもこれである程度何とかなる。基本は初手カイリューだが、弱保発動しての対面突破が期待できない場合はカイリューを裏から投げることもある
・コノヨ展開
+ or
初手ハバカミを合わせてステロ展開を阻止する。挑発→ムンフォでコノヨを削ってからパオジアンでコノヨを処理。襷やマルスケを活かしながら対面的に戦う
・フロル or オオニューラ入りや毒菱絡み
or+
対面的な並びならカイリュー、サイクルを回せそうな構築ならガチグマを選出する。
・ディンカイサフゴ
@1
ディンルーに対して剣舞オーガポンで荒らしていく。@1は一番刺さってそうなポケモンを投げる
・ランドラオスハバカミ等の攻めサイクル
+or
初手は相手の並びに応じて臨機応変に。HDランドを削ってハバカミを通すか水ラオスを削ってパオジアンを通すか剣舞して貫くか考えながら立ち回る
・アマガやママンボウのクッション+パオカミ等の高火力アタッカー、水オーガポン入りサイクルの並び
or
炎オーガポンで雑に荒らしてから剣舞ルカリオで破壊。基本はラストパオジアンだが、水オーガポン絡みはハバカミの甘えるで起点を作る
・受けル
@1
ガチグマで攻撃してるだけで負けることはほぼない
思い出したら追記するかもです
きつかったポケモン
:HDオボンステロ型がきつい。明確な出し勝ちとなるポケモンがパオしかいないかつ、同居しがちな水ラオスを受けれるポケモンがいないことから、かなり苦しい。HDランドにステロ展開で荒らされてから負ける試合は何度かあった。
:うまいキョジオーン使いは対策をプレイングで凌駕してくるため、厳しい。一桁チャレでめちゃくちゃうまいキョジ使い相手に勝ち切れずレートを伸ばせなかったので今後の課題となる部分でもある。
結果
↑最終更新時。90勝38敗
TN 臙脂と青 最終24位
TNせっきー 最終174位
TN波導の勇者 最終4桁
終わりに
S5で結果を残して以降中々勝ち切ることができず、苦しいシーズンが続いていたので結果を残すことができてひとまずほっとしています。
また良い結果が残せるようこれからも自分のペースで頑張っていきたいですね。次の目標は最終1桁ですが、まだまだ道のりが遠そうなので、地に足つけてまた一から頑張ろうと思います
ここまで読んでいただきありがとうございました!
何か質問やコメントなどがあれば@pkmn_YS1224まで!
special thanks
・いつも通話したり遊んだりしてくれるSEKI君、TDさん、すたらさん、ハンマーさん
・最終日前日に突然声をかけたにもかかわらず快く構築相談に応じてくださったるーさん
・今期ともに競い合ったcygnus君、ありげいつさん
・鯖やtwitterで応援してくださった人たち
おまけ
TN臙脂と青の由来
応援しているサッカークラブ(FCバルセロナ)のクラブカラー