こんにちは、せっきーです
SVシーズン15お疲れさまでした。
レギュF初の最終2桁を達成したので記事にしてまとめたいと思います。
最後まで読んでいただけると嬉しいです!!
目次
・ルカリオ
・パオジアン
・ハバタクカミ
・炎オーガポン
・アカツキガチグマ
・ラティオス
コンセプト
・基本選出のパワーを落とさないように組む
・環境トップの並びに対して選出段階で迷わないようにする
・対面的に殴りながらも最低限のタイプ受けができるようにする
構築経緯
現環境トップ7()から構成されているスタンパに対して初手置きして事故ることがなく、確実に仕事ができるポケモンを最初に考えることにした。色々試しながら潜っていると、トップ7の並びで水ラオスがスカーフであるパターンが少ないことがわかり、つららふいうち聖剣ファングの襷パオジアンであれば、上記の条件を満たすことができると考え、構築の組みはじめとした。テラスタイプはカイリューの神速やパオミラーの聖剣、オオニューラの猫騙しとインファイトをケアできるゴースト。
初手のパオジアンで荒らした後の2手目の要員として、環境トップのポケモンに対して全体的に技の通りがよく、相手にテラスを切らせる能力も高いエナジーハバカミを採用することにした。あくびガチグマが流行っていたことや、裏の積みポケモンの起点を作りたかったので甘える&挑発を採用した。テラスタイプは水ラオスの水流連打とパオジアンのつらら落としを半減にできる水。
裏から出すエースポケモンとして、ハバカミと同様に環境トップのポケモンに対して技の通りがよく、剣舞→ウッドホーンの動きで体力管理をしながら通していける炎オーガポンを3匹目に採用。裏からくるカイリューも貫けるようにサブウェポンはじゃれつくを採用することにした。
上記3匹の並びではハッサムやランドロスなどが絡むサイクル構築に勝てないことがわかり、そこに対して選出できるポケモンを探した。オボンのみを持たせたアカツキガチグマであれば、対面性能を確保しながら、あくびやブラッドムーンを絡めて相手のサイクルを疲弊させることができると思い4匹目に採用。テラスタイプはハバカミのムンフォやラオス等のインファを半減にできるかつどくびしを回収できる毒
この4匹のパワーが高く、対応範囲が広かったので構築の軸とし、残り2枠で補完を考えることにした。
いつもの相棒枠。ここまでできつかったママンボウ入りのサイクルやサフゴのいないウーラランドハバカミetcの並びに対してガチグマのあくびや甘えるハバカミと合わせて破壊できる珠剣舞ルカリオを5枠目に採用。テラスタイプは神速のリーチを意識してノーマル。
最後の補完枠として欲しかった要素が、
・浮いていること
・キョジやドヒドディンルー絡みに強めなこと
・受けルの対策になる
だったので、その要素をすべて満たしてくれる隠密マント瞑想ラティオスを最後に採用して構築が完成した。テラスタイプは神速とムンフォを半減にできるかつ毒無効の鋼。
ポケモン紹介
ルカリオ@いのちのたま
特性:精神力
テラスタイプ:ノーマル
努力値:H28,A252,B180,D12,S36
実数値:149,178,113,X,92,115(左からHP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さ)
性格:意地っ張り(A↑C↓)
調整意図:
・HP珠ダメ意識(10n-1)
・攻撃特化
・意地鉢巻パオジアンの悪テラかみ砕く+珠ダメ×2を確定耐え
・陽気ランドの地震+珠ダメ×2をテラス時確定耐え
・意地水ラオスの水流+珠ダメ×1を98.22%耐え
・控えめアシレーヌのムンフォ+珠ダメ×1を93.75%耐え
・Sライン遅いランド、カイリュー意識
いつもの相棒枠。最初はS11で使った調整をそのまま使っていたが、役割対象の構築に対して上からインファイトを押したい相手がいなかったのと、物理耐久が心もとなかったので、Sを削ってBに回した。炎オーガポンと合わせて鉢巻パオやメガネハバカミを起点にするだけでなく、ガチグマのあくびやハバカミの甘えるでも起点を作れるようになったため、立ち回りの幅を広げることができた。選出機会は多くはないが、出せる構築相手にはそれなりの勝率を維持してくれた。
パオジアン@きあいのタスキ
特性:災いの剣
テラスタイプ:ゴースト
努力値:A252,B4,S252
実数値:155,189,101,X,85,187
性格:意地っ張り(A↑C↓)
技構成:つらら落とし、ふいうち、聖なる剣、サイコファング
調整意図:
・ASぶっぱ
・水ラオスの水流連打意識で端数B
今までは後発でのスイープとしての選出が多かったが、ブリジュラスの登場により初手置きすることがかなり増えた。対ブリジュラスにおいてジャポのみ以外であれば基本対面勝つことができる。仮に対面負けたとしても裏のハバカミ圏内であるためそこまで気にすることはなかった。最終日陽気の襷パオとたくさんあたりきつかったが、対ラオスへの縛り性能やふいうちのリーチを考えて最後まで意地で使い続けた。
ハバタクカミ@ブーストエナジー
特性:古代活性
テラスタイプ:水
努力値:H4,B164,C76,D12,S252
実数値:131,X,96,165,157,205
性格:臆病(S↑A↓)
技構成:ムーンフォース、シャドーボール、甘える、挑発
調整意図:
・意地水ラオスの水流+アクジェテラス時95.01%耐え
・A176パオジアンの等倍テラバ93.75%耐え
・A176パオジアンのA+2氷の礫93.75%耐え
・A187カイリューのA+1地震確定耐え(特化は乱数50%)
・A-1陽気炎オーガポンのテラスツタ棍棒確定耐え
・H4振りイーユイをムンフォ×2で95.3%
・臆病ハバカミのシャドボ確定耐え
・ミラー意識の最速
対面的な動きから起点作成、起点回避もできる万能ポケモン。挑発の採用はガチグマのあくびだけでなく、ハバカミミラーにおいて相手の甘えるや電磁波を封じてオーガポンで剣舞したり、カイリューの竜舞を封じたりと生きる場面が多くとても刺さりが良いと感じた。また、壁やギミック展開にも強く、汎用性を維持しながら対策することができた。ミラーで上から行動したいので最速にしたが、相手の全エナジーハバカミが最速でお祈りすることしかできなかった。
炎オーガポン@かまどのめん
特性:かたやぶり
テラスタイプ:炎
努力値:H156,A12,B156,D4,S180
実数値:175,156,124,X,117,153
性格:意地っ張り(A↑C↓)
技構成:ツタ棍棒、ウッドホーン、じゃれつく、剣舞
調整意図:
・B4振りパオジアンをウッドホーンで確定2発
・意地カイリューのノマテラ神速を98.83%で2耐え
・意地カイリューのA+1スケショ4発確定耐え
・意地水ラオスの水テラ水流確定耐え
・臆病ハバカミのシャドボ2耐え
・臆病メガネハバカミのメガネムンフォ+妖テラムンフォ97.27%耐え
・準速100族抜き
当初は裏からの抜きエースとして採用したが、ブリジュラスのいないBIG7に対しては初手投げしてテラス込みで数的有利をとるようにしていた。HBに厚めに振ることで環境トップのポケモンに対しての打ち合い性能が上がり、使いやすかった。じゃれつく+剣舞を採用したおかげでカイリューサーフゴーの並びやカイリューハッサムタケルライコetcの並びをたくさん破壊できた。個人的今シーズンのMVP枠。
アカツキガチグマ@オボンのみ
特性:心眼
テラスタイプ:毒
努力値:H252,B84,C60,D92,S20
実数値:220,X,151,179,97,75
性格:控えめ(C↑A↓)
技構成:ブラッドムーン、だいちのちから、しんくうは、あくび
調整意図:
・意地水ラオスの水テラ水流オボン込み94.02%耐え
・意地ラオスのインファ確定耐え
・意地水ラオスの水流+アクジェオボン込み96.68%耐え
・意地パオジアンのつらら+ふいうちオボン込み確定耐え
・意地カイリューのけたぐりを75%で2耐え
・ブラッドムーンで無振りラオス確定1発
・残飯ガチグマ意識の20振り
オボンのみを持たせてここまで耐久を振ることで初手の対水ラオスに対してテラスを切らずに突っ張ることができる。スカーフラオス始動のサイクル相手において有利に展開することができた。対サイクル構築相手に強く動かせるだけでなく、対面性能も高く汎用性が高い点もよかった。残飯と違って体力が有限なため、詰め方を意識しながら常に技選択するようにしていた。
ラティオス@おんみつマント
特性:ふゆう
テラスタイプ:鋼
努力値:H156,B100,C92,D4,S156
実数値:175,X,113,162,131,165
性格:臆病(S↑A↓)
技構成:サイコノイズ、はどうだん、めいそう、じこさいせい
調整意図:
・意地水ラオスの水テラ水流91.96%で2耐え
・D4振り水ラオスをサイコノイズで87.5%
・C+1サイコノイズでH4,D4振りハバカミ確定2発
・H252,D4振りヘイラッシャをサイコノイズ×3で81.0%
・最速ラオス抜き
最後に入ってきた構築のイケメン枠。受け系統の構築相手には積極的に選出し、キョジ入りやトリル+ガチグマの並びは取り巻きを見て選出するか判断していた。このポケモンのおかげで受けルやドヒドディンルー絡みに対しての勝率はかなり良かった。基本的にはガチグマかハバカミのどちらかと同時選出して起点を作ってから動かすが、トリルクマや受けル相手には対面的な動きから崩す動きをしていた。
選出
・基本選出
or ()
スタンダードな対面構築相手の選出は基本これ。テラス込みで初手数的有利をとれそうならオーガポン、ブリジュラスなどがいたらパオジアンを投げていた。ガチグマは刺さっていると感じたら選出に組み込むようにしていた。
・ラオス入り(ランドハバカミ or カイリューサーフゴーetc)のサイクル構築
+ or or
基本初手にガチグマを置いてあくびブラッドムーンで裏を見ながらどう詰めるか考える。@1は取り巻きによって臨機応変に。この選出パターンも多い。
+ or
この並びもクマポンで荒らしてパオ or ハバカミで詰めていく。クマがオボン込みで対物理に対して後投げ可能なため、1~2サイクルくらいして裏のポケモンの一貫を作りに行く。
・ディンカイサフゴカミラオス@1
ディンルーが来ても対面駒が来ても対応できるようオーガポンが先発。裏はディンルーの毒テラに対応できるかつ汎用性の高いガチグマと技が通りやすいハバカミ。
・ドヒドディンルー+カイリューetc
+ or
ドヒドディンルーと同居しがちなイーユイや初手の対面ポケモンに対応できるようパオジアンスタート。@1は取り巻きを見て刺さっている方を投げる。カミ or クマで瞑想の起点を作れると有利展開。
・ロンゲママングライetc
()
初手オーガポンでママンボウやオーロンゲを雑に削りながらルカリオで剣舞のタイミングを伺う。ルカリオがテラス込みでも起点にできないポケモン(ラオスなど)が同居してる場合はハバカミ or ガチグマを絡めて起点を作るか対面処理する。
・キュウコンやサケブシッポ等の展開、ギミック構築
+ or or
初手から展開してくる構築に見えたらハバカミから、裏からの展開に見えたら対面駒から入る。ハバカミの挑発をうまく利用して対面的に戦わせる。
・キョジ入り
or は確定。残りは取り巻きによって柔軟に。
・受けル
@1
初手パオジアンでグライオンにテンポを握らせないよう立ち回る。
きつかったポケモン、並び
vs(腕白HB)
テラスを切られると、パオジアンでもオーガポンでも止めることが難しくきつかった。岩封+アンコールだと起点を作らせてもらえずより苦しかった。
vs
ガチグマとパオジアンが対面不利かつオーガポンも何度も後投げできるわけではないのでやりづらかった。役割集中でなんとがごまかしていた。
vs
パオカミオーガポンすべてが対面不利で無理。出された試合8割近く負けた。
vs天候パ
ほぼ全敗
結果
TN せっきー 最終81位
TN Visca Barça! 最終4桁
終わりに
今期は序盤から飛ばして2桁からでも積極的に潜って環境把握をしっかりしようと思い取り組んできました。
環境の推移に合わせて適宜構築を調整し、最後まで2桁を維持することはできましたが、最上位の争いにはついていけませんでした。
実力も発想力も足りないと痛感したので今後も精進していこうと思います
ここまで読んでいただきありがとうございました!
何か質問やコメントなどがあれば
@lucario__pokeまで!
special thanks
・いつも通話したり遊んだりしてくれるSEKI君、TDさん、すたらさん、ハンマーさん
おまけ
シーズン中盤~R2000まで
最終日数日前?くらいまで(チーム名バグってる)